人間vsコンピューター将棋

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コンピューターが開発されて以来、
さまざまなプログラムの研究が進ん
でいます。

 

中でも「AI」と呼ばれる人工知能は
格好の研究の的です。

 

人工知能の研究の一環として進めら
れてきたのがボードゲーム専用のプ
ログラムです。

 

世界的にはコンピューターチェスが
有名です。

 

日本でも将棋を指すコンピューター
があり、プロ棋士とコンピューター
が対戦する電王戦が人気となってい
ます。

 

将棋を指すプログラムは1980年頃
から開発が盛んになり、今では世界
大会も開催されるほどです。

 

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コンピューターの強さ

 

過去のデータを分析し、確率などを
的確に計算して読めるという点では、
人間がコンピューターにかなうわけ
がありません。

 

実際の対局では、盤上だけでなく、
棋士の疲労具合や心理戦も大きな駆
け引きとなりますが、コンピュータ
ー相手にそれは通用しません。

 

この点が非常に大きく、今後人間が
コンピューターに勝つのは難しいだ
ろうという結論が、将棋に限らず、
チェスなどのほかのゲームでも一般
的に出ています。

 

一方で、プログラムの改善の余地は
まだまだあります。

 

人間はこれまでの経験や習慣、子ど
もの頃に教わった定型から最善と思
われる手を読みますが、コンピュー
ターはたくさんの選択肢の中から機
械的に選択します。

 

人間の習慣の中には、まだこれと言
った理由がはっきりしないものもあ
り、プログラムはその点までまだ及
んでいないのが現状です。

 

そのため、立ち上がりなど、自由度
の高い局面で意図せぬ手を打つとい
う誤算が起こりやすいと言われてい
ます。

 

また、ハードウェアの問題もまだま
だあり、処理に時間がかかるためか、
持ち時間が少ない対局では人間に分
がある状態です。

 

電王戦の成績

 

2010年以前に行われている人間vs
コンピューター将棋は、たいていの
場合、人間が勝利を収めています。

 

しかし、それ以後はコンピューター
の勝率が9割を超えており、圧勝と
言われていた有名棋士でさえ、持将
棋の引き分けに持ち込むのが精一杯。

 

試合後の記者会見では、投了しよう
とは思わなかったかとたずねられ、
思わず涙を流すドラマさえ生まれま
した。

 

もちろん、今でも勝利する人間棋士
はいますが、コンピューターは現役
棋士に勝るとも劣らないという評価
が下されています。

 

コンピューター同士で対戦も?

 

世界的に研究が先に進んでいるコン
ピューターチェスは、すでにハンデ
がなければ人間とは互角の勝負にな
らないところまで開発されています。

 

もともとは人間相手が前提でしたが、
今はコンピューター同士でナンバー
ワンを競い合う大会も開かれていま
す。

 

将棋もそう遠くない未来で、同じよ
うな現象が起こるかも知れません

 


 

相手がコンピューターと言っても、
人間にしかできない勝負というもの
も、もちろんあるでしょう。

 

ハンデが必要になると言っても、対
策と準備次第では、分がある序盤に
コンピューターの判断を鈍らせ、勝
利を得ることは可能だと電王戦でも
証明されています。

 

これからは発展途上のプログラムと
考えず、独自の研究と戦略を練って
挑まなければいけない相手になるの
でしょうね。



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